SSLサーバ証明書SHA-2への対応
グーグル社はオンラインコミュニティーの安全性を高め、信頼を強めるための対策として、2014年9月、SHA-1を順次廃止
CertificateTransparency
グーグル社によって発表された、SSLサーバ証明書の信頼性をより高めるための新たな規定
証明書導入・管理
SSL/TLSサーバ証明書
ニーズに応じた多様な種類の証明書で、確かなセキュリティを提供
Secure Email証明書
電子メールの受信者がスパムまたはフィッシング電子メールを正当な送信者の電子メールと区別できる
ドキュメント署名証明書
組織はAdobeおよびMicrosoft Officeドキュメントに自信を持ってデジタル署名できる
コード署名証明書
開発者が意図したとおりに、署名されたソフトウェアがインターネットからダウンロードされることが保証
デバイス証明書
モバイルIDとトランザクションを保護し、企業ネットワークへの安全なアクセスを許可し、安全な電子メールを有効に
1999年4月26日
強力な128ビット暗号アルゴリズムを搭載したセキュリティ機能と認証サーバー(CA)との連携機能、ユーザーにとっての使いやすさを提供 PKI(公開鍵インフラストラクチャ)ソフトウェア製品のトップベンダーであるエントラストジャパン株式会社(本社: 東京都三鷹市、代表取締役社長:田尾陽一)は、Entrust/PKI環境下のクライアントPCに対して、認証サーバー(CA)との連携機能と強力な128ビットの暗号アルゴリズムを搭載したセキュリティ機能を提供するEntrust/Entelligence 4.0を日本語化しました「Entrust/Entelligence 4.0J(エントラスト/エンテリジェンス 4.0ジェイ)」の販売を4月26日より開始します。 Entrust/Entelligence 4.0Jは、エントラストPKI製品群の中核であるEntrust/PKI 4.0*1に含まれるクライアント用の運用管理モジュールとして、Entrust/Authorityなど認証サーバー(CA)側ソフトウェアとのシームレスなコミュニケーションを維持し、暗号鍵とディジタル証明書の管理などのユーザー・サービスを行ないます。また、Entrust-Ready *2アプリケーションへのシングル・ログオンを可能にし、さらに、クライアントPCのセキュリティ機能として、ファイルの暗号化/復号化、ディジタル署名用の鍵ペアを生成するサービスを提供するなど、Entrust/PKIのクライアント機能を包括的に提供し、日本語環境で完全なパフォーマンスを実現します。 Entrust/Entelligence 4.0Jを導入することにより、クライアントがコンピュータを用いて日常的に行なう仕事のセキュリティと情報の機密性ならびに完全性を高めます。具体的には、Windows Explorerのセキュリティを拡張し、暗号化/復号化、ディジタル署名、タイムスタンプなどの機能を付加するもので、これらのクライアントは中央集中管理されます。また、すべてのEntrust-Readyアプリケーションへシングル・ログオンでアクセスが可能で、ログオン状態はシステムトレイで表示されます。スタートメニューおよびシステムトレイからのアクセスが可能です。アドレス帳および受取人リストの管理で、ディジタル証明書を簡単に見つけて使うことができます。また、強力な128ビット暗号アルゴリズムで、「より優れた」セキュリティを確実なものにします。 Entrust/Entelligence 4.0Jは、Windows 98/95やWindows NT Workstation(サービス・パック3)と完全に統合されており、ユーザーはPKIクライアント機能とセキュリティ機能を意識することなく直感的に利用することができます。クライアント側のセキュリティ機能としては、削除したファイルを暗号化してごみ箱に移動したり、ファイルを復号化する前にウイルスチェックを行なうなどをEntrust/Entelligence 4.0Jが自動的に行ない、ユーザーが意識することなく通常の操作のみでセキュリティを高めます。また、電子メールを利用する場合、暗号化したファイルにディジタル署名を付けて送信するなど、情報の機密性と完全性を提供します。 Entrust/Entelligence 4.0Jには、ソフトウェア・ウィザードや問題参照のインフォビューアを配しており、インフォビューアのオンライン・ドキュメントを用いて、ユーザー自身が問題解決を行なうことができ、社内ユーザーに対するサポート負担軽減につながります。さらに、CAST*3、Triple-DES、DES、RC2相当など複数の暗号アルゴリズムが含まれており、証明書やファイルの暗号化に用いられます。CASTおよびRC2相当の暗号アルゴリズムについては、最大128ビットの鍵長における暗号化機能が利用できます。 Entrust/Entelligence 4.0Jは、PKI環境下にあるユーザーのセキュリティを一律に高め、認証サーバー(CA)間の透過的なコミュニケーションを行ないます。これらは、PKIによる社内情報システムおよび企業間EDI導入の促進に加速をつける要素のひとつです。 Entrust/Entelligence 4.0Jは、Entrust/PKI 4.0に含まれており、単体での販売は行ないません。Entrust/PKI 4.0はエントラストジャパンのリセラーであるセコム情報システム株式会社、株式会社NTTデータを通じて販売します。
*1 Entrust/PKI 4.0はエンタープライズ・セキュリティ・ソリューションとして、米エントラストテクノロジーズ社が1998年6月に発表したPKIの中核製品。Web証明書、VPN証明書、SET証明書ならびに企業向け証明書の発行、管理を行なう。Entrust/PKI 4.0は、Entrust/Authority、Entrust/Admin、Entrust/Directory、Entrust/Entelligenceからなるモジュールにより構成され、認証局(CA)構築アプリケーション、証明書管理アプリケーションならびにクライアント用アプリケーションなどのサービスを提供する。 *2 Entrust-Readyは、ベンダー・アライアンス・プログラム。ハードウェア/ソフトウェア・ベンダー・プロダクトにエントラスト公開鍵インフラ下で、ディジタル署名および暗号セキュリティ・サービスにアクセスできるサービスを提供する。 *3 CASTはカナダ、エントラストテクノロジ社が開発した対称鍵暗号のアルゴリズムの名称。 GetAccess、Entrust、Entrust社の全ての製品名はEntrust,Inc.の商標です。その他の製品名ならびにサービス名はそれぞれの会社の商標もしくは登録商標です。 |