1999年5月12日

Entrust/PKITMのディジタル署名技術を
AdobeAcrobat4.0日本語版へ供給

PDFファイルの不正アクセス、改ざんを防止し、安全な電子配信が可能

PKI(公開鍵インフラストラクチャ)ソフトウェア製品のトップベンダーであるエントラストジャパン株式会社(本社: 東京都三鷹市、代表取締役社長:田尾陽一)は、アドビシステムズ株式会社が5月12日、発表したAdobeAcrobat4.0(アドビ アクロバット4.0)日本語版について、Entrust/PKITM(エントラスト/ピーケィアイ)の組み込みに協力し、PDFにおける「ディジタル署名」機能のサポートが実現したことを発表しました。 これを受けてAdobe Acrobatは、Entrust-ReadyTM対応製品となりました。

PDFは現在、情報交換用のツールとして最も利用されており、電子メールに添付されたりWebに掲示され、社内ネットワークやインターネットを介し利用されますが、適応範囲と機密性が増大するにつれて、文書の信憑性や受取人のアクセス制御、転送中の盗聴防止などのセキュリティ対策を施す必要性が出てきます。

Adobe Acrobat にEntrust/PKIによるディジタル署名が追加されたことにより、印鑑の代わりに本人のデジタル署名を添付して確認の意思を示したり、PDFの印刷や変更ができる人物を作成者が指定できるなど、不正アクセスや改ざんを防止しながら企業内におけるPDF利用に伴うセキュリティを大幅に強化します。 また、コスト削減や文書の確認、校閲といったサイクル時間を短縮できます。PDFは、契約書や請求書、注文書などへの利用はもとより、稟議システムや回覧システムなどの習慣にも適用できるため、文書の完全性を重視する分野での利用拡大を促進するものとなります。

ディジタル署名機能のサポートにより得られる主なメリットは、以下のとおりです。

  • Entrust/Authorityが発行する証明書を使用し、PDFに署名を付ける。
  • Entrustのシングルサインオン機能をサポートしているため、Entrustログイン中に Adobe Acrobatを起動しても、パスワードの再入力が不要
  • Entrust証明書ベースで、受取人や受取人グループの指定が可能。受取人以外はPDFを開けられないように(Entrust暗号化ツールにより)暗号化して保存する。
  • PDF作成者は、閲覧者のPDF利用範囲をコントロールできる。 例えば、印刷の許可、文書変更の許可、テキストとグラフィックス選択の許可、注釈とフォームフィールドの追加と変更の許可などについて許可を与える/与えない の指定が可能
  • 署名1、署名2の間で文書に変更を加えた場合、署名部分に注釈がつく。そして署名1、署名2をした時点での文書の変更点を検出して表示可能
  • 署名地、署名日時を記録可能
  • 署名の有効性をCRL(証明書取消しリスト)を参照して確実に検証可能

 

企業におけるPDF利用の比較例

紙の場合 Acrobat PDFの場合
印刷物に捺印 PDFにディジタル署名を添付
コピーした印刷物の一部を故意に変更 変更部分に注釈がつき、変更個所が容易に識別できる
宛先以外の人物による盗み見、盗用 受取人の指定と利用範囲をPDF作成者がコントロールできる。
宛先以外の人物が書類を秘匿 電子メールにより、受取人や受取人グループを指定できる。
出張などで閲覧できず、決済が遅延 電子メールにより、海外でも決済が可能
海外企業とのやりとりは国際宅配便やFAXを利用 電子メールにより、ディジタル署名添付による本人確認、暗号機能により盗聴を防止。迅速なやりとりと費用節減が可能



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