SSLサーバ証明書SHA-2への対応
グーグル社はオンラインコミュニティーの安全性を高め、信頼を強めるための対策として、2014年9月、SHA-1を順次廃止
CertificateTransparency
グーグル社によって発表された、SSLサーバ証明書の信頼性をより高めるための新たな規定
証明書導入・管理
SSL/TLSサーバ証明書
ニーズに応じた多様な種類の証明書で、確かなセキュリティを提供
Secure Email証明書
電子メールの受信者がスパムまたはフィッシング電子メールを正当な送信者の電子メールと区別できる
ドキュメント署名証明書
組織はAdobeおよびMicrosoft Officeドキュメントに自信を持ってデジタル署名できる
コード署名証明書
開発者が意図したとおりに、署名されたソフトウェアがインターネットからダウンロードされることが保証
デバイス証明書
モバイルIDとトランザクションを保護し、企業ネットワークへの安全なアクセスを許可し、安全な電子メールを有効に
2009年11月12日
エントラストジャパン株式会社
オンラインサービスのユーザである一般消費者から、企業/政府官公庁まで、それぞれに求められるセキュリティ要件に柔軟に対応する製品を提供、レイヤーごとに最適化されたセキュリティ対策実現を強力に支援するエントラストジャパン株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:保坂 真)では、11月12日、多目的認証サーバの新バージョン「Entrust® IdentityGuard 9.2(エントラスト アイデンティティガード9.2)」の販売を開始します。
■サポート認証方式の強化と、RADIUS機能強化を大幅に向上させたEntrust® IdentityGuard 9.2
金融機関や企業、政府官公庁、教育研究機関に導入され、すでに100万人以上のユーザに利用されている認証セキュリティ強化ソリューションのデファクトスタンダード製品である「Entrust® IdentityGuard(エントラスト アイデンティティガード)」は、セキュリティリスクや管理体制に応じて複数の認証方式を柔軟に組み合わせ、不正アクセスやフィッシング詐欺などのリスクの大幅な低減を可能とするとともに、複数のシステムに混在するユーザ、ポリシー、対象となるサービスなどの管理一元化を推進することで、運用コストの削減を支援するソリューションです。
今回リリースされる新バージョンでは、多様なアクセス環境、複数の認証機能のサポート、混在する認証システムの一元管理、中間者攻撃からの保護、リスクベース認証への対応など定評ある機能に加え、新たな機能を追加。ITU-T勧告のディジタル証明書の標準仕様として汎用性の高いX.509証明書への対応、RADIUSサーバ機能の強化などにより、すでに導入済みのさまざまなセキュリティソリューションとの親和性向上を図るとともに、レポート機能の強化など管理性向上を実現しています。
新バージョンの主な特長は以下の通りです。
【製品概要】
・製品名 | : | 「Entrust® IdentityGuard 9.2(エントラスト アイデンティティガード9.2)」 | |||||||||||||||||||||||||||
・発売日 | : | 2009年11月12日 | |||||||||||||||||||||||||||
・価格 | : | 個別見積(弊社もしくは販売代理店へお問い合わせください) | |||||||||||||||||||||||||||
・対応プラットフォーム | |||||||||||||||||||||||||||||
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【製品特長】
・X.509証明書への対応など認証機能を強化
ITU-T勧告のディジタル証明書の標準仕様X.509に新たに対応。一般的なSSLクライアント認証やアプリケーションのPKCS♯7署名による認証が可能となりました。日本ベリサイン株式会社やマイクロソフト株式会社など他社が発行する証明書も活用できますので、既存の認証システムを活かした上で、求められるリスクレベルに対応したセキュリティ強化が可能となります。
また、携帯電話やPDAなどモバイル端末の高度化、ビジネス利用の一般化に対応したアウトオブバウンド認証機能強化を実現。携帯メールやショートメッセージ(SMS)によるワンタイムパスワードの発行と管理を可能にしました。docomo, au, SoftBankに対応した米ClickatellのSMS送信にも対応しています。
・既存システムとの容易な連携を実現
認証成功時にゲートウェイへのグループやユーザプロファイル、アクセス権限など属性情報の引き渡しを可能とするなど、RADIUSサーバとしての機能を強化したことでLDAP リポジトリの属性とマッピングが容易になりました。また、Kerberosサ−ビスやOpenIDとの連携機能を新たに追加。新旧のプログラムが混在し、異機種システムが稼働する環境への導入であっても、既存システムへの影響を最小限に抑えることが可能です。必要なセキュリティレベルを確保するため、システムごとに個別のセキュリティ製品導入を繰り返す必要もありません。
・レポート機能の強化など管理性能を向上
ユーザプロファイルやアクセス権限などの詳細情報、ディジタル証明書やトークンの発行状況、認証履歴などに加え、さまざまな設定情報の確認が可能な管理ツールの機能を強化。ユーザ情報と認証処理を集中管理できるため、部署ごと、システムごとに個別の管理を行う場合と比較して、管理精度、管理効率の飛躍的な向上が可能となります。また、レポート機能強化により、管理画面から、情報を柔軟に検索・抽出した上で、PDFやCSV形式のドキュメントとして出力することができ、誰が、いつ、何をしたか、ユーザの行動を的確に把握することができます。
・アップグレードや新規導入に対応するシームレスなサポートを提供
Entrust® IdentityGuard 8.1および9.0からの新バージョン9.2へのシームレスなアップグレードサポートを提供。既存・新規いずれのお客様に対しても新バージョンのスムーズな導入を支援いたします。
<本件の取材・掲載に関するお問い合わせ先> エントラストジャパン株式会社 マーケティング部 尾本・徳山 TEL:03-3560-5165 FAX:03-3560-0785 E-mail : japan.mktg@entrust.com |